1‘


〇「いいかい?無理だと思ったら歌うのをやめて走ってくるんだ」


聖「はい!」


俺達はC地区の公園に来ていた


目的は聖ちゃんに残美を人間に戻せる力があるかどうかの実験しにきた。


聖ちゃんの目の前にはフリージア学園の生徒だった者


2‘


聖「〇〇さん」


〇「どうしたの?」


聖「隣で手を繋いでくれませんか?」


〇「…よし!わかったよ」


手を繋ぐ2人


聖「〜〜〜♪」


3‘


ザンビ「アァアア…」ピタッ


動きが止まるザンビ。


〇「…(心:ザンビの動きを鈍らしたり、止める効果はあるな)」


“ぎゅっ”


〇〇は聖の手を強く握る。


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4‘


聖「っ…〜〜〜♪」


F生徒「あれ…ここは?」


〇「よし!戻った!」


聖「や、やったぁー!」


〇〇達はフリージア学園生徒に状況を説明をして、拠点に帰還する。


5‘


〜〜〜〜〜


6‘


〇「聖ちゃんには楓ちゃんと同様の能力があることがわかった」


奈々未「それなら今まで以上に人間に戻せるわね」


〇「だね!」


奈々未「話は変わるけど、あなた…ちゃんと休んでる?最近ずっと働き詰めじゃない?」


〇「そうかな?みんなと同じだと思うけど…」


7‘


奈々未「そんな事ないでしょ…遠征班・物資班・開発班に参加してるんだから!最近だとみんなのメンタルケアまでしてるらしいじゃない」


〇「どれも好きでやってるから…それにいくら比較的安全な建物に守られていようが、仲間が周りにいようが、この世界で正気を保っていくためにはメンタルケアは欠かせないと思うんだ」


奈々未「それはそうかもしてないけど、それであなたが崩れてしまっては元も子もないのよ?それほどみんながあなたを信頼してるんだから」


〇「ほどほどにするよ」


奈々未「そうしてちょうだい」


8‘


〜〜〜〜〜


9‘


聖ちゃんが祝詞に加わってから、


飛躍的に残美になった学生達を人間に戻す事ができてきた。


そして、新しく亜須未ちゃん、柚月ちゃん、


優衣ちゃんに残美を人間に戻す能力がある事が発覚した。


俺達はこの能力の事を『乙女神楽』と言っている…


10‘


乙女神楽は歌うだけではなく、


踊りも一緒にすると効力が増すことがわかった。


それから他県への遠征は月に2回と決めて、


遠征以外の日は救助班(班長・〇〇)として活動


その際には物資も出来れば確保


今度から楓、聖、亜須未、柚月、優衣…計5名はローテーションで、


俺含めた4人1組として動くことになった


11‘


そして今日は全班が休息の日


〇「久々にのんびりできるなぁ〜」


俺は学園の中心に設置されている噴水の近くにあるベンチに座って


空を見上げていた。


12‘


楓「何してるの?」


頭上から声がする。


〇「楓ちゃんか」


楓「珍しく1人だし」


〇「そうかな?」


楓「いつも誰かがそばにいるじゃん、それにみんなが休んでても1人だけ何かしらしてるし」


13‘


隣に座る楓ちゃん。


〇「人数も増えたし、みんなもこの世界に慣れてきたからね、それに俺は他の人達みたいに役に立ててはいないから人一番は働かないと」


楓「ん〜…」


立ち上がって〇〇の前に立つ。


〇「どうしたの?」


14‘


楓「っ…///」


“ぎゅっ”


〇「えっ!?」


楓に抱きしめられた〇〇。


楓「〇〇さんはちゃんとみんなの支えになっています!だから役に立ててないなんて言わないで」


15‘


〇「楓ちゃん…ありがとう」


楓「わかればいいんです」


〇「…もう大丈夫だよ?」


楓「は、はい!」


慌てて〇〇を離す楓。


16‘


〇「ふふっ、顔真っ赤だよ」


楓「し、しょうがないじゃないでしょ!ガラじゃないことしたし…」


〇「ふふっ…あははは!」


楓「笑いすぎだし」


17‘


〇「ごめんごめん!楓ちゃんの年相応な反応だったからついね」


楓「何それ…」


〇「どうにかしたいね、美しい女の呪い…そうしたら楓ちゃんもそうだけど、みんなも心の底から笑える日が来るのにね」


楓「そうだね」


18‘


〇「よし!今日は体をしっかりと休めて、明日に備えよう!」


楓「だね」


〇「これからもよろしくね」


楓「もちろん」


19‘


To be continued


20‘


この作品はフィクションです。

実際の人物・団体・場所とは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品としてなので、実際に行っても、

責任は取りかねますのでご了承ください。