初めて会ったのは、高校の時

幼馴染の絵梨花から紹介されたのが始まり


あの時の君は内気な性格で、第一印象は普通


だけど、楽しげに絵梨花と話す姿は


なによりも可愛くて、気付けば好きになっていた


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君と仲良くなってから、初めて一緒に下校


俺の家に近づいてきたところで、急な大雨


とりあえず俺の家で、雨宿り


白のタオルで髪を拭く君はとても魅力的だった


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雨宿りの日から数日後、


休みの日に近くの公園のベンチに座っていると、


君が犬の散歩をしていた


俺達は一緒に犬の散歩をすることになり、


散歩の終わりに、俺は告白をした。


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付き合って、2年が過ぎ


誠実なお付き合いをしていた俺達


してもキスまで


春、大学生になった俺達は初めての夜を過ごした。


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君と付き合って、初めての夏


最初は渋っていた君も


海に着いた途端にはしゃぐ


そんな君を尻目に、俺はその姿をカメラに収めた


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七瀬「また写真撮るん?」


〇「そうだよ」


七瀬「目の前に本人がいるのに、写真を撮るん?」


〇「記録として、君を残すためだよ」


七瀬「そんなことより、ななを構ってや〜」


〇「あと一枚だけ!」


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〇「どうした?頭痛い?」


七瀬「ううん、なんでもないで?」


〇「そう?」


七瀬「多分低気圧のせいで頭痛してるだけやと思う」


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七瀬「別れよう」


〇「…は?」


七瀬「好きじゃなくなったんよね」


〇「え、は…」


理解が追いつかない。


七瀬「ほなね…」


俺は君に捨てられた


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七瀬「懐かしいなぁ〜」


〇「だな…」


七瀬「どうしたん?」


〇「ごめん…」


七瀬「どうして、謝るん?」


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七瀬「現実を受け入れられたんやな…ななはもう"いない"って…」


〇「ごめんっ…」


七瀬「謝らんといてよ、〇〇はなんも悪くない」


〇「なな…せぇ…」


七瀬「泣かんといてよ」


困り顔の七瀬。


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七瀬「ななのことなんか忘れて、新しい人生を歩んでや」


〇「そんなことできるわけないだろ…」


七瀬「でもそれがななの心残りやねん」


悲しそうな顔をする七瀬。


〇「…頑張ってみるよ」


七瀬「約束やで?」


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〇「七瀬…写真を撮ってもいいか?」


七瀬「もちろんええよ」


〇「ありがとう…」


"カシャッ"


七瀬「どう?」


〇「綺麗だよ…」


七瀬「そっか、ふふ…ほなね」


光になって消える


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もっともっと七瀬と生きていきたかった…


ちゃんと七瀬を見ていればよかった…


そうしたら君の嘘も見抜けたのに…


まさか病気だったなんて…気付けていれば


七瀬を1人になんかしなかったのに


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君をムネに抱きながら


前を向いて歩いていくよ


だけど君以外の女性とは人生を歩く気はないよ


だって僕の最愛は七瀬…君だけだからね


だから僕がそっちに行った時は…

強く抱きしめさせてほしい


"END"


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